確かに私にとってヒロヨは
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確かに私にとってヒロヨは
私があらゆる人から言われたコトバは、
「まるでいきなり右腕を
もぎとられたような気持ちでしょう?」だった。
長年右腕のような存在だった。
「前世は私ゼッタイにちーろの奥さんだっただら~」と
ヒロヨもよく笑っていたものだけど、
本当に、ヒロヨの内助の功なしでは
私の会社も育児も成り立たなかったと断言できるほど
私はヒロヨに助けられて生きて来た。
だから、周りの人たちはみんな、
右腕を失った私がどんなに困惑しているかと
同情して声をかけてくださったのだろうと思う。
ヒロヨを心底愛して頼りにしていたのは
もちろん私だけではなく
オフィスの全員がそうだった。
あまりにも突然ヒロヨを失って、
誰もが茫然自失状態だったはず。
なのにオフィスのみんな、
私のことをものすごく気遣ってくれた。
Pちゃんも、むっちゃんも、トシエちゃんも、
サシャも、キョーコちゃんも、マリちゃんも、
お互いを思いやる気持ちと、強化された絆と
驚異的なチームワークで
怒濤の日々を一緒に乗り越えてくれた耳鳴。
そしてそんな激しい渦の中に、
カヨちゃんが飛び込んで来てくれた。
ヒロヨをもぎとられた肩から
ニョキニョキと生えてきたみたいに、
Pちゃんも、むっちゃんも、トシエちゃんも、
カヨちゃんも、サシャも、私の右腕になった。
インターンのキョーコちゃんも、マリちゃんも、
もうすっかり家族の一員になった。
やってもやっても終わらない仕事の中で驗窗、
ふっとみんなの顔を見るたびに、
この人たちと出会えた私は數學暑期班
なんて幸運なんだろうと思う。
私はこの人たちの幸せのために
これからも何があろうと笑顔で乗り越えて
いっしょうけんめいがんばろうと思う。
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